CAMDOOR「もっちり温」本音レビュー!新素材の人工ダウン寝袋の寝心地に感動

CAMDOOR「もっちり温」本音レビュー!新素材の人工ダウン寝袋の寝心地に感動

こんにちは、パンダ夫婦(@panda_camp_blog)です。

今回はアウトドアブランドCOMDOORの人工羽毛(ダウン)を使った寝袋「もっちり温」を使用して、実際に1泊してきた感想を踏まえて本音でレビューします。

中綿の量が1.8kgと2.2kgの2種類ありますが、今回のレビューするのは2.2kgのタイプです。

まず結論からお伝えすると、サラサラっとした高級感のある生地の肌触りが良く、モチモチ厚みのある人工羽毛が想像を遥かに超える性能の素晴らしいシュラフでした。

夜間は最低気温が5℃まで下がりましたが、寝袋の中はとても温かく、朝までぐっすり快眠。

ただ使って感じた残念なポイントもありましたので、良い点も悪い点もしっかりお伝えします。

パンダ嫁
パンダ嫁

それでは行きますよー!

この記事は、CAMDOOR様より製品をご提供いただき作成しています。

▼今回ご紹介する「寝袋 もっちり温」はこちら

 
 
この記事の目次
  1. CAMDOORってどんなブランド?
  2. 「もっちり温」の特徴
    • 新素材のアーティフィシャルダウンを使用
    • 立体キルト加工でふっくら
    • 高級感のあるサラサラ生地
    • 撥水性が高くサラサラで快適
  3. 使用感レビュー
    • 枕の収納袋がGOOD
    • 寝袋の内側に小物入れ
  4. 残念ポイント
    • 一体型の収納袋
    • 収納時のサイズ
  5. 基本スペック
  6. まとめ

 

CAMDOORってどんなブランド?

CAMDOORブランドロゴ
出典:CAMDOOR

CAMOORはスリーピングギアの開発に力を入れているアウトドアブランドです。

寝袋やインフレーターマットなど、他社製品とは一線を画すオリジナルアイテムを展開。

商品数はまだ多くはありませんが、楽天市場の「アウトドア・レジャージャンル」で1位に輝くなど、ユーザーから商品の品質に高い評価を受けています。

パンダ
パンダ

これから更に人気が高まる予感

それではもっちり温の特徴をご紹介していきます。

もっちり温」の特徴

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 カラー展開
出典:CAMDOOR

カラーはネイビーとベージュの2色展開

新素材のアーティフィシャルダウンを使用

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 アーティフィシャルダウン
出典:CAMDOOR

CAMDOORの「寝袋 もっちり温」の最大の特徴として、新素材のアーティフィシャルダウンという人工羽毛(ダウン)が採用されています。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 アーティフィシャルダウン(人工ダウン)のメリット
出典:CAMDOOR

天然ダウンに比べて価格がリーズナブルなだけでなく、水や湿気にも強く洗濯洗いも出来るなど様々なメリットがあります。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 アーティフィシャルダウンと天然ダウンと化学繊維の違い
出典:CAMDOOR

そして寝袋の重要ポイントである保温性も非常に高く、天然ダウンと遜色ない温かさです。

立体キルト加工でふっくら

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 立体キルト加工と平キルトの違い
出典:CAMDOOR

もっちり温」の温かさとふっくら感のヒミツが「立体キルト加工」。

マチの高さを3cm持たせることで、ふくらみを最大限に活かすことが出来ます。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 立体キルト加工の内部のイラスト
出典:CAMDOOR

コストと手間のかかる加工ですが、おかげで生地内にふんわりと空気の層が生まれ、暖気を留めて置けるからめちゃめちゃ温かいです。

パンダ
パンダ

体感的に0℃ぐらいまでなら十分イケそう!

高級感のあるサラサラ生地

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 高級感のあるサラサラ生地

直接肌の触れる外側の生地にもこだわっており、サラサラっとしたとても上質な肌触りをしています。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 ノンストレス軽量生地

サラサラの理由は、寝袋の膨らみを損なわないように配慮された「ノンストレス軽量生地」が採用されているから。

実際に外生地だけを触ってみると、とても薄くて軽量なのがわかります。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 弾力のあるもっちり感
出典:CAMDOOR

軽量の外生地なので、中のダウンの弾力も損なわず、結果ふわふわ空気の層が出来るので、温かさへと繋がります。

パンダ嫁
パンダ嫁

ふわふわ感がたまらない

撥水性が高くサラサラで快適

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 水を弾く撥水性
出典:CAMDOOR

さらに表面の生地は肌馴染みが良くだけでなく、撥水性も高い素材です。

中身の人工ダウンも水に強い性質を持っているので、雨や湿気を気にしなくて良いというのは、アウトドアシーンで大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

一方で、天然ダウンは水に弱いと言われています。

水に濡れてしまうと、ダウンのふわふわ感が極端に減り、暖かな空気を蓄えることができなくなってしまうため、防寒力が落ちてしまいます。

使用感レビュー

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 収納袋に収まっている時

ここからは、実際にキャンプシーンで使用してみた様子をお届けします。


収納袋に入っている状態からも、モッチリ具合が伝わりますでしょうか?

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 収納袋のファスナーを開いた様子

寝袋本体は、ゆとりのある大きめの収納袋と一体型です。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 収納袋から取り出した直後

取り出すと、次第に空気を取り込んで少しずつ膨らんでいきます。

▼実際に寝てみた様子

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 右側ファスナー

内側は吸水性のあるしっとり滑らかな生地

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 横幅は85cmとかなりゆとりのあるワイドな造り

一般的な寝袋の幅は75cm~80cmのタイプが多いですが、もっちり温の横幅は85cmとかなりゆとりのあるワイドな造りになっています。

出入りもスムーズで寝返りも余裕で出来るのに、ふわふわ&もちもちの人工ダウンが肌に密着して隙間感を感じさせません。

ポイント

わがままボディで普段大き目サイズの寝袋を使うパンダ夫でさえも、毛布を着込んで寝返りできるほど、ゆったり感があります。

パンダ夫と同じぽっちゃり体系で寝袋が窮屈と不満を持っている方にも非常におすすめです。

パンダ
パンダ

窮屈感ゼロ

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 ダブルジッパー採用
出典:CAMDOOR

ちなみにファスナーは右開きタイプで、内側からも開閉しやすいダブルジッパーを採用

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 長さはも220cmのサイズ感

長さはも220cm超ロング設計なので、写真のように寝袋に埋もれることも出来ます。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 全身包み込まれた様子
パンダ嫁➡身長165cm
パンダ嫁
パンダ嫁

あらら、見えませんね…

この見た目は残念なミノムシ方式ですが、かなり温かく予想に反してこの寝方とても心地が良かったです。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 首元のドローコードを閉めた様子

さらに首元のドローコードを閉めると、マミー型の様に冷気遮断できます。

分離式のファスナーなので、足元だけを開放させる使い方も可能。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 大きな1枚のブランケット

ファスナーを全開させると、大きなふとんに早変わり!大きな1枚のブランケットになるので、家族やカップルシェアするのも良さそうです。

枕の収納袋がGOOD

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 内側に縫い付けらえた枕収納袋

寝袋の頭部には、枕を入れる袋が備わっています。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 枕収納袋に入れた様子

実際に枕を入れてみるとこんな感じ。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 枕収納袋を使って寝てみた感じ

これが想像以上に快適でした。

寝袋に枕を入れていざ寝ると、枕がズレたり転がって行方不明になるという、プチストレスを経験をされた方も多いのではないでしょうか。

その悩みが一気に解消されました!

寝袋の内側に小物入れ

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 寝袋の内側の小物入れ
出典:CAMDOOR

寝袋の内側にはスマホなどを入れておける小物入れも付いています。

 

残念ポイント

ここまでメリットをお伝えしましたが、もっちり温残念ポイントもご紹介します。

一体型の収納袋

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 一体型の収納袋
出典:CAMDOOR

もっちり温収納袋と一体型です。

一体型にも確かに、取り出しやすく収納しやすい、収納袋の紛失も防げるといったメリットがあります。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 一体型の収納袋が地面に付いてしまっている様子

ただし、写真のように収納袋が地面に付いてしまいます。

しかも構造上、収納袋のファスナーが開きっぱなしになってしまうので、余計に見栄えが悪いです。

寝袋の下に織り込んで使えば一時は隠せますが、動くのですぐ元に戻ってしまいます。

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 一体型の収納袋がはだけている様子

この点に関しては得られるメリットより、デメリットのほうが多いと感じてしまいました。

考えられる対策として

  • ゴムバンドなどで収納袋を括る
  • 収納袋の縫い目を解き、分離させる

などが思いつきましたが、どうなのでしょうか。

収納時のサイズ

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 収納時のサイズ

ダウンと比べるとどうしても収納サイズが大きくなります。

天然ダウンは片手に収まるサイズまで小さく収納できる製品もあるなか、もっちり温縦41cm×横36cm×厚み12cmとなかなかの大きさです。

また、化繊シュラフにもコンパクトにするコンプレッションベルト付きのタイプもありますが、もっちり温にはありません。

普段からオートサイトメインの私たちは気になりませんでしたが、コンパクトさを重視する方は要注意です。

基本スペック

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 サイズスペック
出典:CAMDOOR
COMDOOR「もっちり温」
使用時サイズ(約)
220cm×85cm
収納時サイズ(約)
41cm×36cm
カラー
ベージュ・ネイビー
重量(約)
1,800g or 2,200g
素材
外生地:ナイロン
内生地:ナイロン
中綿:アーティフィシャルダウン


※1.8kgと2.2kgで価格が異なります。

 

 

まとめ

CAMDOOR「もっちり温」人工ダウン寝袋 収納袋をリュックのように背負う様子

新鋭アウトドアブランドCamdoorの「もっちり温」は寒い冬でも温かいオールシーズン快適な寝袋。

今回初めて人工羽毛(ダウン)の寝袋を試しましたが、天然ダウンと遜色ない軽さと温かさでした。

特徴をまとめると

GOODポイント

  • 新素材のアーティフィシャルダウン
  • 天然ダウン並みの軽さと温かさ
  • サラサラ生地が気持ち良い
  • 洗濯機で洗える
  • 枕収納袋や小物ポーチ
  • 圧倒的なコスパの高さ

気になった点

  • 一体型の収納袋
  • 収納時のサイズ

小さなデメリットが霞んでしまうほど、本当にコストパフォーマンスの高さに驚きです。

ゆとりのある大き目の造りなのも、大柄な体系の方にもおすすめですし、シュラフの中に毛布や、シュラフinシュラフ防寒性を高める使い方も出来ます。

冬用シュラフをお探しの方、候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?

パンダ
パンダ

中綿が400g少ない1.8kgタイプは試せていませんが、冬用で使うなら2.2kgタイプがおすすめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

それではみなさま、have a nice day!

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