こんにちは、パンダ夫婦(@panda_camp_blog)です。
今回はアウトドアブランドCOMDOORの人工羽毛(ダウン)を使った寝袋「もっちり温」を使用して、実際に1泊してきた感想を踏まえて本音でレビューします。
中綿の量が1.8kgと2.2kgの2種類ありますが、今回のレビューするのは2.2kgのタイプです。
まず結論からお伝えすると、サラサラっとした高級感のある生地の肌触りが良く、モチモチ厚みのある人工羽毛が想像を遥かに超える性能の素晴らしいシュラフでした。
夜間は最低気温が5℃まで下がりましたが、寝袋の中はとても温かく、朝までぐっすり快眠。
ただ使って感じた残念なポイントもありましたので、良い点も悪い点もしっかりお伝えします。
それでは行きますよー!
この記事は、CAMDOOR様より製品をご提供いただき作成しています。
▼今回ご紹介する「寝袋 もっちり温」はこちら
CAMDOORってどんなブランド?
CAMOORはスリーピングギアの開発に力を入れているアウトドアブランドです。
寝袋やインフレーターマットなど、他社製品とは一線を画すオリジナルアイテムを展開。
商品数はまだ多くはありませんが、楽天市場の「アウトドア・レジャージャンル」で1位に輝くなど、ユーザーから商品の品質に高い評価を受けています。
これから更に人気が高まる予感
それではもっちり温の特徴をご紹介していきます。
「もっちり温」の特徴
カラーはネイビーとベージュの2色展開。
新素材のアーティフィシャルダウンを使用
CAMDOORの「寝袋 もっちり温」の最大の特徴として、新素材のアーティフィシャルダウンという人工羽毛(ダウン)が採用されています。
天然ダウンに比べて価格がリーズナブルなだけでなく、水や湿気にも強く洗濯洗いも出来るなど様々なメリットがあります。
そして寝袋の重要ポイントである保温性も非常に高く、天然ダウンと遜色ない温かさです。
立体キルト加工でふっくら
「もっちり温」の温かさとふっくら感のヒミツが「立体キルト加工」。
マチの高さを3cm持たせることで、ふくらみを最大限に活かすことが出来ます。
コストと手間のかかる加工ですが、おかげで生地内にふんわりと空気の層が生まれ、暖気を留めて置けるからめちゃめちゃ温かいです。
体感的に0℃ぐらいまでなら十分イケそう!
高級感のあるサラサラ生地
直接肌の触れる外側の生地にもこだわっており、サラサラっとしたとても上質な肌触りをしています。
サラサラの理由は、寝袋の膨らみを損なわないように配慮された「ノンストレス軽量生地」が採用されているから。
実際に外生地だけを触ってみると、とても薄くて軽量なのがわかります。
軽量の外生地なので、中のダウンの弾力も損なわず、結果ふわふわ空気の層が出来るので、温かさへと繋がります。
ふわふわ感がたまらない
撥水性が高くサラサラで快適
さらに表面の生地は肌馴染みが良くだけでなく、撥水性も高い素材です。
中身の人工ダウンも水に強い性質を持っているので、雨や湿気を気にしなくて良いというのは、アウトドアシーンで大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
一方で、天然ダウンは水に弱いと言われています。
水に濡れてしまうと、ダウンのふわふわ感が極端に減り、暖かな空気を蓄えることができなくなってしまうため、防寒力が落ちてしまいます。
使用感レビュー
ここからは、実際にキャンプシーンで使用してみた様子をお届けします。
収納袋に入っている状態からも、モッチリ具合が伝わりますでしょうか?
寝袋本体は、ゆとりのある大きめの収納袋と一体型です。
取り出すと、次第に空気を取り込んで少しずつ膨らんでいきます。
▼実際に寝てみた様子
内側は吸水性のあるしっとり滑らかな生地。
一般的な寝袋の幅は75cm~80cmのタイプが多いですが、もっちり温の横幅は85cmとかなりゆとりのあるワイドな造りになっています。
出入りもスムーズで寝返りも余裕で出来るのに、ふわふわ&もちもちの人工ダウンが肌に密着して隙間感を感じさせません。
わがままボディで普段大き目サイズの寝袋を使うパンダ夫でさえも、毛布を着込んで寝返りできるほど、ゆったり感があります。
パンダ夫と同じぽっちゃり体系で寝袋が窮屈と不満を持っている方にも非常におすすめです。
窮屈感ゼロ
ちなみにファスナーは右開きタイプで、内側からも開閉しやすいダブルジッパーを採用。
長さはも220cmと超ロング設計なので、写真のように寝袋に埋もれることも出来ます。
あらら、見えませんね…
この見た目は残念なミノムシ方式ですが、かなり温かく予想に反してこの寝方とても心地が良かったです。
さらに首元のドローコードを閉めると、マミー型の様に冷気遮断できます。
分離式のファスナーなので、足元だけを開放させる使い方も可能。
ファスナーを全開させると、大きなふとんに早変わり!大きな1枚のブランケットになるので、家族やカップルシェアするのも良さそうです。
枕の収納袋がGOOD
寝袋の頭部には、枕を入れる袋が備わっています。
実際に枕を入れてみるとこんな感じ。
これが想像以上に快適でした。
寝袋に枕を入れていざ寝ると、枕がズレたり転がって行方不明になるという、プチストレスを経験をされた方も多いのではないでしょうか。
その悩みが一気に解消されました!
寝袋の内側に小物入れ
寝袋の内側にはスマホなどを入れておける小物入れも付いています。
残念ポイント
ここまでメリットをお伝えしましたが、もっちり温の残念ポイントもご紹介します。
一体型の収納袋
もっちり温は収納袋と一体型です。
一体型にも確かに、取り出しやすく収納しやすい、収納袋の紛失も防げるといったメリットがあります。
ただし、写真のように収納袋が地面に付いてしまいます。
しかも構造上、収納袋のファスナーが開きっぱなしになってしまうので、余計に見栄えが悪いです。
寝袋の下に織り込んで使えば一時は隠せますが、動くのですぐ元に戻ってしまいます。
この点に関しては得られるメリットより、デメリットのほうが多いと感じてしまいました。
考えられる対策として
- ゴムバンドなどで収納袋を括る
- 収納袋の縫い目を解き、分離させる
などが思いつきましたが、どうなのでしょうか。
収納時のサイズ
ダウンと比べるとどうしても収納サイズが大きくなります。
天然ダウンは片手に収まるサイズまで小さく収納できる製品もあるなか、もっちり温は縦41cm×横36cm×厚み12cmとなかなかの大きさです。
また、化繊シュラフにもコンパクトにするコンプレッションベルト付きのタイプもありますが、もっちり温にはありません。
普段からオートサイトメインの私たちは気になりませんでしたが、コンパクトさを重視する方は要注意です。
基本スペック
COMDOOR「もっちり温」 |
---|
使用時サイズ(約) |
220cm×85cm |
収納時サイズ(約) |
41cm×36cm |
カラー |
ベージュ・ネイビー |
重量(約) |
1,800g or 2,200g |
素材 |
外生地:ナイロン 内生地:ナイロン 中綿:アーティフィシャルダウン |
※1.8kgと2.2kgで価格が異なります。
まとめ
新鋭アウトドアブランドCamdoorの「もっちり温」は寒い冬でも温かいオールシーズン快適な寝袋。
今回初めて人工羽毛(ダウン)の寝袋を試しましたが、天然ダウンと遜色ない軽さと温かさでした。
特徴をまとめると
GOODポイント
- 新素材のアーティフィシャルダウン
- 天然ダウン並みの軽さと温かさ
- サラサラ生地が気持ち良い
- 洗濯機で洗える
- 枕収納袋や小物ポーチ
- 圧倒的なコスパの高さ
気になった点
- 一体型の収納袋
- 収納時のサイズ
小さなデメリットが霞んでしまうほど、本当にコストパフォーマンスの高さに驚きです。
ゆとりのある大き目の造りなのも、大柄な体系の方にもおすすめですし、シュラフの中に毛布や、シュラフinシュラフで防寒性を高める使い方も出来ます。
冬用シュラフをお探しの方、候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
中綿が400g少ない1.8kgタイプは試せていませんが、冬用で使うなら2.2kgタイプがおすすめ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
それではみなさま、have a nice day!
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